FTDX9000D
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HF/50MHz帯オールモードトランシーバー
FTDX 3000D 送信出力 100W
FTDX 3000DM 送信出力 50W
FTDX 3000DS 送信出力 10W (50MHz 20W)
ブラック
FTDX3000ではフロントパネル左側に4.3インチワイドTFTフルカラーディスプレイを搭載し、受信部の動作状態が瞬時にわかるブロックダイアグラム表示やバンドの状態を瞬時に把握することができる高速スペクトラムスコープなど数々の機能を効果的に表示しています。通常使用する機能は画面左側に並んだ6つの独立したキーを使用し、それ以外の機能はSCOPEキーを押してスペクトラムスコープの部分を機能表示画面に切り替えることで簡単に確認することができます。多彩な機能を持つ高級HFトランシーバーでありながら、初めて操作するときから迷うことなく快適なオペレーションを約束します。
多信号特性を表す指標の中で一般的な10kHzセパレーションにおける2信号ダイナミックレンジ108.5dB、IP3 +37dBm (CW 500Hz BW, R.FIL 600Hz,IPO ON)、目的信号と妨害信号の周波数間隔が2kHzセパレーションという超近接の多信号特性においても、ダイナミックレンジ 106dB、IP3 +33dBm (CW 500Hz BW, R.FIL 600Hz,IPO ON)という驚異的な数値を誇ります。
受信信周波数構成はFT DX 5000と同じダウンコンバージョン方式を採用、第1 IF周波数を9MHzに設定しました。これにより、帯域幅が狭く鋭い減衰特性をもつ300Hz*, 600Hz, 3kHzのクリスタルルーフィングフィルタを搭載することが可能となり、驚異的な多信号特性を実現します。クリスタルルーフィングフィルタは、鋭いシェープファクターを誇る6素子クリスタルルーフィングフィルタを開発しました。(* 300Hzのルーフィングフィルタはオプション設定です。
FT DX 3000のRFフロントエンドは、八重洲が誇る優れた高周波技術を余すところなく投入しました。フロントエンドトップには15分割のバンドパスフィルタを配置し帯域外の信号を十分に減衰させます。 RFアンプには、低NFで混変調特性に優れ、過大入力に強い大型のバイポーラトランジスタ2SC3357を採用しました。 一素子あたりのゲインを抑えNFが最小となる最適な動作点を選択しています。 このRFアンプの入出力回路には磁気飽和による歪みがおこりにくい大型のカスタム広帯域トランスを採用するなどデバイスの性能を十二分に引き出す回路設計を行い、優れた多信号特性を実現しています。
IF DSPはTI社製の32ビット高速浮動小数点DSP TMS320C6727B(最大2800MIPS/2100MFLOPS)を採用、クロック周波数300MHzで高速デジタル信号処理を行っています。定評あるSHIFT/WIDTHはもちろん、アナログ感覚で混信を減衰させるコンツアー(CONTOUR)、実際の短波帯のノイズに効果のあるデジタルノイズリダクション(DNR)など、実際の運用において優れた混信除去効果を実現しています。
MOS FET RD100HHF1をプッシュプル構成とし余裕をもって100W出力を得ており、歪みを抑えスプリアスの少ない優れた送信電波を生み出しています。DMタイプは送信出力50W、DSタイプは10W(50MHz:20W)。
フロントパネル左側に4.3インチワイドTFTフルカラーディスプレイを搭載し、機能を効果的に表示しています。多彩な機能を持つ高級HFトランシーバーでありながら、初めて操作するときから迷うことなく快適なオペレーションを約束。 受信部の動作状態が瞬時にわかるブロックダイアグラム表示を採用。 信号経路の流れを直線的に表示しますので受信回路の各ブロックの動作状態、受信信号の流れをすばやく把握することが可能。アナログメータに近いメータ表示とバーグラフ表示を用意。バーグラフ表示ではPOと同時に、SWRやALCレベル、スピーチプロセッサのコンプレッションレベルなどを表示。またピークホールド表示可能。
メイン周波数表示を大型ディスプレイから独立させてメインダイアルの上部に配置するレイアウトを採用、大型ディスプレイを採用しながらも通信機としての違和感を感じさせない優れた操作感覚を実現しました。メイン周波数用の表示器は広視野角、高コントラストのネガ表示VA-LCD(垂直配向LCD)を採用し正面はもちろん斜めから見ても優れた視認性を実現。
スペクトラムスコープで帯域内の状況を見ながらチューニングを行うことができる高解像度の本格派スペクトラムスコープを搭載しました。刻々と変化するバンドの状態を瞬時に把握することができます。スペクトラムスコープの動作モードは常にスイープを行うオートモードとキー操作により1回だけスイープするマニュアルモードがあります。またスペクトラムスコープの画面をワンタッチでメモリー、呼び出しすることができます。 スペクトラムスコープの帯域幅は20kHz、50kHz、100kHz、200kHz、500kHz、1MHzの6種類が選択可能。スペクトラムスコープ内にTXマーカ、RXマーカが表示されますので、受信周波数と送信周波数の関係が一目で分かり大変便利です。
ウォーターフォール表示では、バンドの状況の時間的な変化や微弱な信号の存在などを容易に確認可能できます。
実用的なRTTYとPSK31のエンコード・デコード機能を搭載。RTTYモードでSCOPEキーを長押しするとRTTYデコードエンコード画面を表示。AF-FFTスコープ画面にマークとスペースの周波数マーカが表示され同調も容易です。
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定格値は常温・常圧時の値です。 測定法は電波法告示で定められた測定法によります。 製品の仕様・外見等は改良のため予告なく変更することがあります。 |
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