FT3D
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C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンドトランシーバー
FT5D 送信出力 5W
FT5Dは、コンパクトながら、広帯域受信、2波同時受信対応の回路構成、5W送信出力、高音質1000mWの大音量など高い基本性能とともに、大型フルカラータッチパネルディスプレイの採用と、新たに登録チャンネルをバーグラフで表示するアクティビティーモニターによる新しい操作感覚(タッチ&ゴー オペレーション)は、これまでにない直感的でスムーズな操作を可能にします。
ブラック
高解像度フルカラー ディスプレイは、操作バンドの周波数表示が強調され優れた視認性を誇ります。 運用するバンドの周波数表示は、ホワイト/ ブルー/ レッドの3色から選択が可能です。
頻繁に使用する機能はディスプレイ下の専用キーを使って瞬時に起動することができます。
『PMG』キーを長押しすることで、現在のディスプレイの周波数をVFO、メモリーチャンネルに関係なくPMG に登録します。あとは『PMG』キーを押すだけで即座にその周波数を呼び出すことができます。
複数の周波数を登録しておけば、『PMG』キーを押すだけで、登録した周波数の状態がバーグラフで表示されます(アクティビティーモニター)。表示されているバーにタッチするだけで、そのチャンネルに瞬時に移動することができるタッチアンドゴーオペレーションを実現します。
常時決められたチャンネルでアクティビティーモニターを使う場合にはPMGとは別にCAM(CH Activity Monitor)機能を用意しました。
CAMを使うには、メモリーチャンネルごとにCAMグループに登録しておきます。後はメニューCAMモードを呼び出せばPMGと同じようにバーグラフでそれぞれの周波数のアクティビティーを表示します。表示されているバーにタッチすればそのチャンネルへ移動するタッチアンドゴーオペレーション。
CAMグループは最大10グループ、5ch/Groupまで登録が可能です。
液晶部の周囲をシリコンラバーで覆うベッディング構造や本体底部サイドのラバープロテクターによる落下時の衝撃吸収など、本格的な堅牢・耐衝撃構造でアウトドアや悪天候でも安心して使用することができます。
ベルトに装着したままワンタッチでトランシーバーの脱着ができるクイックリリースホルスターを標準で付属しており、頻繁な通話においても快適な運用をサポートします。
0.5MHz ~ 999.99MHz(Aバンド)、108MHz ~ 580MHz(Bバンド)を連続でカバーする広帯域受信に対応しています。
コンパクトボディながら1000mWの大音量を実現しています。
音質にもチューニングが施され、騒音の激しい屋外の使用でもクリアで快適な通信を可能にしています。
相手からの受信信号に合わせて自動的にトランシーバーが通信モードを選択して受信するAMSは、アナログFMとC4FMデジタルの通信モードをその都度切り替えることなく全てのメンバー間で通信を行うことができるFMフレンドリーデジタル機能です。
"00" から "99" の中からメンバー同士で同じ番号(DG-ID番号)に設定するだけで簡単にグループ通信を楽しむことができます。 DG-ID 番号が”00” の場合には、すべての音声を受信することができます。
共通の周波数を使えば、同じDG-ID番号に設定しているメンバーが、通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックし、コールサイン毎にメンバーの距離と方位の情報を画面に表示します。
最大24局のメンバーの位置を確認することができます。
C4FMデジタルのV/Dモードで通信中の相手局の位置をコンパス画面にリアルタイムで表示します。
相手との位置関係を常に確認することができるので待ち合わせや合流などに便利な機能です。
現在地からあらかじめ登録された地点までの距離と方位をリアルタイムで表示します。
出発地点を登録しておけば、現在地から出発地点に戻るバックトラック機能としてナビゲーションをすることができます。
(最大3カ所まで登録が可能)
2つの独立した受信回路を搭載していますので、同一バンドだけではなく異なるバンドでも同時に受信することができます。
AバンドとBバンドで独立した大型のLEDインジケータを搭載しており、バンド毎に現在の受信状態や通信モードをひと目で把握することが可能です。
・AバンドとBバンドのC4FMデジタル音声の同時再生はできません。
両方のバンドに同時にC4FMデジタル信号が入ってきた場合には操作バンドの受信を優先します。
・コールサインや位置情報などのデジタルデータは両方のバンドで同時に受信することができます。
VFOのバンド選択において使用しないバンドをスキップできるVFOバンドスキップ機能を使えば、使用するバンドの周波数だけを表示しますのでスムーズに運用ができます。
VFOでスキップしたバンドの周波数でもメモリーチャンネルに登録した周波数はメモリーモードで呼び出すことができるので、使い分けることで更に快適な運用が可能になります。
メモリーチャンネル運用中に『BAND』キーを押すと、ALL→ AIRバンド帯→144MHz/VHF帯→430MHz/UHF帯→AM(AMラジオ放送)→FM(FMラジオ放送)→SW(短波帯)→OTHERの順にバンドが切り替わり各バンドでグルーピングされたチャンネルを呼び出すことができます。
ALLでは、MAG機能がOFFとなりメモリーチャンネルを順番に呼び出します。
現在のVFO 周波数を中心にして上下最大79チャンネルの使用状態(信号強度)を高速でディスプレイに表示します。
表示(チャンネル数)は、79/39/19チャンネルから選択ができます。
ダイヤルツマミを回して中心周波数を変更したり、スコープ画面へのタッチ操作でその周波数へ移動することが可能です。
2,200mAhのリチウムイオン電池パック(SBR-14LI)を標準で付属。送信出力5W時、約9.3時間の運用ができます。
※ 5W送信 6秒、受信 6秒、待ちうけ 48秒の繰り返し
※ 使用できる時間は、使用条件や温度などによって異なります
AF-DUAL機能は、AM/FMラジオ放送を受信しながら同時にAバンドとBバンドの待ち受けができます。
AバンドまたはBバンドの信号を受信すると、自動でラジオ放送の受信を中断して受信バンドに切り替わり音声を聞くことができます。
ブルートゥースに対応しており、オプションのBluetooth® ヘッドセットSSM-BT20または市販品のヘッドセットを使用した運用が可能です。
ヘッドセットのPTTボタンによる送信に加え、音声起動送信(VOX)機能にも対応していますので、FT5Dをポケットやリュックに入れたまま完全ハンズフリーで運用することもできます。
また、直接パソコンからインターネットに接続することが可能なWIRES-Xポータブルデジタルノード機能に対応していますので、インターネット環境とパソコンなどの接続する機器があれば、外出先でも簡単にインターネット通信が可能です。
・高精度GPSレシーバー内蔵
・1200/9600bps APRS通信対応※4
・録音機能
・microSDカードスロット装備
※1108MHz ~ 580MHz以外の周波数(短波放送、AM/FMラジオ、50MHz帯など)をPMGまたはCAMに登録した場合にはグレーのバーグラフが表示されます。バーにタッチするとその周波数に移動して信号を受信することができます。
※2IPX7(防浸形):アンテナ/サイド端子カバーを正しく装着した状態で、真水/静水に水深1mの位置で30分間没しても機器の動作に影響をおよぼさない事
※3Bluetooth® のワードマークとロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、八重洲無線株式会社はライセンスに基づいて使用しています。
Bluetooth® ヘッドセットは市販品の全ての製品の動作を保証するものではありません。
※4APRS® は、WB4APR Bob Bruninga氏の登録商標です。 Smart Beaconing™はHamHUD Nichetronix社から提供されています。APRS® 通信はBバンドのみ対応しています。
受信周波数範囲 | |
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Aバンド | 0.5 ~ 1.8MHz (AM Radio) 1.8 ~ 30MHz (SW Radio) 30 ~ 76MHz 76 ~ 108MHz (FM Radio) 108 ~ 137MHz (Air Band) 137 ~ 174MHz (144 MHz HAM) 174 ~ 222MHz 222 ~ 420MHz 420 ~ 470MHz (430 MHz HAM) 470 ~ 800MHz 800 ~ 999.99MHz |
Bバンド | 108 ~ 137MHz (Air Band) 137 ~ 174MHz (144 MHz HAM) 174 ~ 222MHz 222 ~ 420MHz 420 ~ 470MHz (430 MHz HAM) 470 ~ 580MHz |
送信周波数範囲 | 144 ~ 146MHz 430 ~ 440MHz |
送受信周波数ステップ | 5, 6.25, 8.33, 9, 10, 12.5, 15, 20, 25, 50, 100kHz (エアーバンドに限り8.33kHz、AMラジオ放送帯に限り9kHzを選択可能) |
周波数安定度 | ±2.5ppm以内(-20℃ ~ + 60℃) |
電波型式 | F1D、F2D、F3E、F7W |
通信方式 | 単信方式 |
アンテナインピーダンス | 50Ω |
電源電圧 | 定格:DC 7.4V(FNB-101LI使用時) マイナス接地 DC 7.2V(SBR-14LI使用時) マイナス接地 DC 10.5~16V(外部電源入力端子) マイナス接地 動作可能範囲: DC 5.5~8.4V(リチウムイオン電池パック使用時) マイナス接地 (外部電源端子)DC 4~16V(外部電源入力端子) マイナス接地 DC 3.6~4.5V(FBA-39使用時) |
消費電流 | 受信定格出力時 モノバンド:約180mA デュアルバンド:約220mA 受信スケルチ時 モノバンド:約110mA デュアルバンド:約145mA 受信バッテリーセーブ時 (受信1:セーブ10) モノバンド:約74mA デュアルバンド:約74mA GPS ON時:約+15mA DIGITAL時:約+3mA AM/FMラジオ受信時:約125mA 電源オフ時(APO):約600μA 144MHz帯送信時(5W):約1.6A 430MHz帯送信時(5W):約1.9A |
使用温度範囲 | -20℃~+60℃ |
ケース寸法 | 62(W) x 100(H) x 34(D) mm (SBR-14LI装着時、突起物を除く) |
本体重量 | 約282g(アンテナ、電池パックSBR-14LIを含む) |
■送信部 | |
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送信出力 | 5W/2.5W/1.0W/0.3W 切り替え可能 (電池パック使用時/外部電源13.8V入力時) 0.9W/0.3W 切り替え可能(FBA-39使用時) |
変調方式 | F1D, F2D, F3E:リアクタンス変調 F7W:4値周波数偏移変調(C4FM) |
不要輻射強度 | 60dB以下(Hi, L3) 50dB以下(L2, L1) |
マイクロフォンインピーダンス | 約2kΩ |
■受信部 | |
受信方式 | AM/FM:ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン AM/FMラジオ:ダイレクトコンバージョン |
中間周波数 | 1st:58.05MHz(AM、FM A Band) 1st:57.15MHz(AM、FM B Band) 2nd:450kHz(AM、FM) |
受信感度 | 3μV @ 10dB SN(0.5 ~ 30MHz, AM) 0.35μV typ @ 12dB SINAD(30 ~ 54MHz, NFM) 1μV typ @ 12dB SINAD(54 ~ 76MHz, NFM) 1.5μV typ @ 12dB SINAD(76 ~ 108MHz, NFM) 1.5μV typ @ 10dB SN(108 ~ 137MHz, AM) 0.2μV @ 12dB SINAD(137 ~ 140MHz, NFM) 0.16μV @ 12dB SINAD(140 ~ 150MHz, NFM) 0.2μV @ 12dB SINAD(150 ~ 174MHz, NFM) 1μV @ 12dB SINAD(174 ~ 222MHz, NFM) 0.5μV @ 12dB SINAD(222 ~ 420MHz, NFM) 0.2μV @ 12dB SINAD(350 ~ 400MHz, NFM) 0.18μV @ 12dB SINAD(400 ~ 470MHz, NFM) 0.22μV @ 12dB SINAD(470 ~ 580MHz, NFM) 3μV @ 12dB SINAD(580 ~ 800MHz, NFM) 1.5μV @ 12dB SINAD(800 ~ 999.99MHz, NFM) |
通過帯域幅 | NFM, AM 12kHz / 35kHz(−6dB / −60dB) |
低周波定格出力 | 1000mW(8Ω, THD10%, 7.4V)内部スピーカー 500mW(8Ω, THD10%, 7.4V)外部スピーカー端子 |
この定格値は常温・常圧時の値です。
この定格は性能向上のため予告なく変更することがあります。
■ メモリー編集ソフトADMS-14 ダウンロード
FT5D用メモリー編集ソフト ADMS-14はこちらからダウンロードできます>>
■ 取扱説明書(基本編)ダウンロード
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WIRES-Xを詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>
■ WIRES-Xポータブルデジタルノード機能 取扱説明書 ダウンロード
WIRES-Xポータブルデジタルノード機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>
■ ファームウェア ダウンロード
FT5D_Firmware_update (2024/08)
ファームウエアダウンロード>>
■ SCU-57 / SCU-39 (PC接続ケーブル(USB)) ドライバーダウンロード
SCU-57 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応)またはSCU-39 (Windows® 10 / 8.1対応) は、「WIRES-X ポータブルデジタルノード機能」を使用する場合や「メモリー編集ソフトウエア」を使用する場合にパソコンとトランシーバーを接続するためのケーブルです。(本体に付属のUSBケーブルは、GPS位置データの入出力に対応していません。)SCU-57またはSCU-39 (PC接続ケーブル(USB))を使用するには、パソコンにドライバーソフトをインストールする必要がありますので、インストールマニュアルをよくお読みになり、ドライバーをインストールしてからご使用ください。
※SCU-57 / SCU-39はファームウェアのアップデートに対応していません。
SCU-57 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー
SCU-39 (Windows® 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー
C4FMデジタルの技術情報
C4FMデジタル標準方式
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