FT3D
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C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンドトランシーバー
FT1XD 送信出力 5W
FT1D 送信出力 5W
ブラック
シルバー
アマチュア無線はV/UHF帯のデジタル通信によって音声だけでなくデジタル化されたデータの通信という新しい時代にはいりました。
FT1XD/FT1Dに採用した12.5kHz C4FM デジタルは、業務用無線で培った強力なエラーコレクション機能、高音質モード、画像通信モードに加え、GPSの位置情報を音声と同時にリアルタイムで通信するスマートナビゲーション機能、複数の仲間が通信可能な範囲に入っているかどうかを自動でチェックするデジタルグループモニター機能、デジタルワイヤーズWIRES-Xによるインターネット通信など、デジタルだからできる便利で楽しい機能を満載しています。
このように多彩なデジタル機能を誇るC4FM デジタルモードのほかに、アナログFMにおいては、受信性能が優れバッテリーの消費量が少なく長時間の運用を可能にする八重洲伝統の優れたアナログ高周波回路設計技術を投入しています。安定した高出力を保証する送信部、妨害電波に強い高感度受信部によって電波が弱い山に囲まれたようなロケーションでの通信、近くに電源がないような場所での長時間運用などではアナログFM通信を効果的に使うことができます。
FT1XD/FT1Dは3つのデジタルモードと通常のアナログFMモードを選択可能。
目的に合わせて通信を楽しむことができます。
12.5kHzの帯域のうちデジタル音声信号用に6.25kHzを使い、残りの6.25kHzの帯域を使って音声データのエラーコレクションを行う、C4FM Digitalの基本のモードです。プロ用通信機で培われた強力なエラーコレクション技術を採用することで、効果的に誤り符号を訂正しますので通話が途切れにくくなるなどのメリットがあります。
12.5kHzの帯域をすべて使用して音声データを伝送するモードです。豊富な音声データ量により高音質の音声通信を可能にしますので、仲間とのラグチューなどで耳に心地よい音質で通信を楽しむことができます。
12.5kHz全ての帯域をデータ通信に使う高速データ通信モードです。画像通信では自動的にこのモードに切り替わり大きなデータ量を高速で伝送することを可能にしています。
デジタルモードでは音声が途切れてしまうような信号強度の弱い状態での通信ではアナログFMを使用することが効果的です。定評のある低電力回路設計ですからデジタルモードと比べ電池の消費量も少なくノイズぎりぎりの距離まで通信を可能にします。
AMS(Automatic Mode Select)機能は受信信号がアナログFMモード、V/Dモード、高音質音声モード、または高速データ通信モードのどれであるかを瞬時に認識して、自動的に相手の通信モード合わせて通信を行うことができる大変便利な機能です。手動でモードを切り替える必要がなく、ストレスフリーのオペレーションを実現しています。
マイク本体にシャッターボタン、画像送信ボタンを配置していますので、手元のマイクだけでいつでも手軽に撮影・送信をすることができます。自分で撮影した画像や仲間から送られてきた画像は大容量のマイクロSDカードに保存されますので、あとから呼び出して自由に送信することができます。画像サイズは320 x 240ドットまたは160 x 120ドット、画質は3段階から設定することができますので、撮影する対象や目的に合わせて最適な画質を選ぶことができます。この画像データには撮影日時とGPSデータが同時に記録されますので、後からPCで編集することやスナップショットが撮影された場所に向かってナビゲーションするなど様々な利用が可能です。
デジタルV/Dモードでは、位置データなどの情報を音声信号と同時に通信していますので、通信をおこなっている間でもリアルタイムで相手局の距離と方向を表示することができます。ハイキングやドライブでは常に変化する自分と相手の位置を確認することができますので、待ち合わせや合流などのシーンで活躍します。
出発地点や過去にメモリーした地点へワンタッチでナビゲーションをスタートすることができる機能です。ハイキングやキャンピングなどで、スタート地点やテントの位置を登録しておくだけで、常に現在地からの方向と距離を確認できます。コンパス表示の矢印は常に登録地点の方向を示しますので、ヘディングアップ表示で矢印が真上を向くように移動すれば登録した場所へ向かうことができるので大変便利です。
デジタルGM機能はグループに登録したメンバーが通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックして、コールサインごとに距離と方位などの情報を画面に表示します。仲間の誰が通信圏内にいるかが分かるだけでなく、グループ全員との位置関係が瞬時に確認できる便利な機能です。 さらにこの機能を使ってグループのメンバーとの間でメッセージや画像などのデータを送ることができますので、仲間とのドライブやハイキングなどで便利で楽しいコミュニケーションが可能です。送受信したメッセージや画像はLOGリスト画面で分かりやすいアイコン表示で確認することができます。
WIRES-XはC4FMデジタルならではの高音質な音声をそのまま伝送することができ、さらに、デジタル通信を活かした先進的な操作性はもちろん、音声によるコミュニケーションに加え、数々の新機能を実現しアマチュア無線の新しい楽しみを拡げます。
WIRES-Xの詳しい情報はこちらです。
多彩な機能をダイレクトに呼び出せる優れた操作性を実現しました。
またFT1XD/FT1Dを使いやすくカスタマイズすることができるセットモードは分かりやすい階層メニューを採用しました。
ENTキーを押すと下の階層に移動しDISPキーを押すと上の階層に戻ることができます、項目や設定値はダイアルを回して選択するシンプルな操作で思いのままにカスタマイズをすることができます。
504kHz~999.99MHz(Aバンド)、108MHz~579.995MHz(Bバンド)を連続カバーする2つの本格的な広帯域受信回路を搭載しています。Aバンド/Bバンドは同一または異なるバンドを自由に組み合わせて同時受信できますので、用途にあわせた多彩な運用シーンに対応します。
AM・FMラジオ、短波放送、鉄道無線、国際(マリン)VHF、特定小電力無線、ワイヤレスC、救急、消防などを簡単に呼び出すことができます。
AM・FMラジオは0~9エリアの地域ごとに呼び出すこともできるため、近くのラジオ局を簡単に選択して快適に受信することができます。タグ表示は読みやすい漢字表示に対応しました。
2つの受信回路を搭載し、同一バンドだけではなく異なるバンドを同時に受信することができます。
(デジタル/デジタルの同時受信、Bバンドでのデジタル受信には対応していません。)
AM/FMラジオ受信しながら同時にAバンドとBバンドの周波数を待ち受け受信することができます。
AバンドまたはBバンドに受信信号がないときは、途切れることがありませんので快適にラジオを楽しみながら待ち受けすることができます。
さらにAバンドでデジタルを待ち受けしながらAF DUAL機能を使用することも可能です。
APRS®の情報表示、受信リスト表示やメッセージ伝送、SmartBeaconing™に対応しています。
自局と他局の位置情報をやり取りしてディスプレイに表示し、インターネットでAPRS®局の移動軌跡を見ることができます。
本体上部にGPSアンテナをスマートに内蔵していますので、本体だけで自局の位置や移動情報を表示するなどGPS情報が利用可能です。
準天頂衛星みちびき対応66チャンネル高精度・高感度GPSにより即位時間の短縮、測位精度の向上を実現しました。
フィールドで遭遇する急な天候の変化にも、安心して使用することができるタフ防水構造です。
マイクロSDカードスロットを本体側面に装備しマイクロSDカード(最大32GB)に、GPSロガー(自局の移動軌跡情報を記録し、ハイキングなどのルートをあとからPC上の地図ソフトなどで表示させることが可能)、メモリー内容のバックアップ、撮影した画像データなど、大量のデータを保存することができます。
また、このマイクロSDを使用して他のFT1XD/FT1Dとの間でメモリー情報やグループメンバー情報の共有*、設定情報のクローンが可能です。
* グループモニターのメンバー情報は他のFTM-400D/DH/FTM-400DH/XDHとも共有することができます。
本体側面に各種データ通信用のデータ端子を装備、カメラ付きスピーカマイクの接続、パソコンなど外部機器と接続してファームウエアをアップデートすることが可能です。
●大容量1558chメモリーと100ch×24バンク
●暗いところでも見やすく操作しやすいイルミネーション付きフルキーボード
●最大101チャンネルの信号強度をグラフで表示する高精細バンドスコープ機能
●3つのパターンの振動で受信を知らせるバイブレータ
●高輝度白色LEDによる動作表示と簡易照明機能
●最大16文字(全角8文字)の漢字対応メモリータグ
●約6,000文字の漢字と記号に対応
●トーンスケルチ、DCS、新ページャー機能など多彩な個別呼出機能
●DTMF送出機能
●DTMFメモリー機能
●GPS受信で正確な時計機能
●オンタイマー/オフタイマー/オートパワーオフ/タイムアウトタイマー
●多彩なスキャン機能
●温度センサー内蔵
●GPSデータ出力対応
●外部電源端子
●バッテリーセーブ機能
●起動時パスワードロック
■ 一般定格 | |
受信周波数範囲 | A (メイン) バンド : 0.5~1.8 MHz (AM Radio) 1.8~30 MHz (SW Radio) 30~76 MHz (50 MHz HAM) 76~108 MHz (FM Radio) 108 ~137 MHz (Air Band) 137~174 MHz (144 MHz HAM) 174~222 MHz (VHF Band) 222~420 MHz (GEN1) 420~470 MHz (430 MHz HAM) 470~800 MHz (UHF Band) 800~999.99 MHz (GEN2) B (サブ)バンド : 108~137 MHz (Air Band) 137~174 MHz (144 MHz HAM) 174~222 MHz (VHF Band) 222~420 MHz (GEN1) 420~470 MHz (430 MHz HAM) 470~579.995 MHz (UHF Band) |
送信周波数範囲 | 144 ~146MHz 430 ~ 440MHz |
送受信周波数ステップ | 5, 6.25, 8.33, 9, 10, 12.5, 15, 20, 25, 50, 100 KHz (エアバンドに限り8.33kHzを選択可能。AMラジオ放送帯に限り9kHzを選択可能) |
電波型式 | F1D, F2D, F3E, F7W |
アンテナインピーダンス | 50Ω |
周波数安定度 | ±2.5 ppm -20℃ ~+60℃ |
使用温度範囲 | -20℃ ~ +60℃ |
電源電圧 | 定格 DC7.4V(FNB-101LI/FNB-102LI使用時),マイナス接地 DC7.2V(SBR-14LI使用時),マイナス接地 DC4~14V,マイナス接地 動作可能範囲(外部電源入力)DC11~16V,マイナス接地(E-DC-5B使用時)> |
消費電流 | 受信定格出力時 モノバンド : 約150mA デュアルバンド : 約220mA 受信スケルチ時 モノバンド : 約100mA デュアルバンド : 約150mA 受信バッテリーセーブ時 (受信1:セーブ5) モノバンド : 約45mA デュアルバンド : 約45mA GPS ON時 : 約+30mA DIGITAL時 : 約+65mA 電源オフ時(APO) : 約600μA 144MHz帯送信時(5W) : 約 1.7 A 430MHz帯送信時(5W) : 約2.0 A |
通信方式 | 単信方式 |
ケース寸法 | 60(W) × 95(H) × 28(D) mm (突起物を除く) |
本体重量 | 約265 g (アンテナ、電池パックFNB-101LIを含む) |
■ 送信部 | |
送信出力 | 5W (L3:2.5 / L2:1.0 / L1:0.1W 切替可能) DC 7.4 V または外部電源端子 |
変調方式 | F2D, F3E, F1D:リアクタンス変調 F7W:4値周波数偏位変調 (C4FM) |
不要輻射強度 | 60 dB以下 (Hi, L3, L2) 50 dB 以下 (L1) |
マイクロフォンインピーダンス | 約2kΩ(エレクトレットコンデンサ型) |
■ 受信部 | |
受信方式 | AM, NFM: ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン AM/FM Radio: シングルコンバージョンスーパーヘテロダイン |
中間周波数 | 1st: 47.25MHz (AM, NFM A Band) 1st: 46.35MHz (AM, NFM B Band) 2nd: 450 kHz (AM, NFM) 1st: 130 kHz (AM/FM Radio) |
受信感度 | 3 uV for 10 dB SN (0.5~30 MHz, AM) 0.35 uV TYP for 12 dB SINAD (30~54 MHz, NFM) 1 uV TYP for 12 dB SINAD (54~76 MHz, NFM) 1.5 uV TYP for 12 dB SINAD (76~108 MHz, WFM) 1.5 uV TYP for 10 dB SN (108~137 MHz, AM) 0.2 uV for 12 dB SINAD (137~140 MHz, NFM) 0.16 uV for 12 dB SINAD (140~150 MHz, NFM) 0.2 uV for 12 dB SINAD (150~174 MHz, NFM) 1 uV for 12 dB SINAD (174~222 MHz, NFM) 0.5 uV for 12 dB SINAD (300~350 MHz, NFM) 0.2 uV for 12 dB SINAD (350~400 MHz, NFM) 0.16 uV for 12 dB SINAD (400~470 MHz, NFM) 1.5 uV for 12 dB SINAD (470~540 MHz, NFM) 3 uV TYP for 12 dB SINAD (540~800 MHz, NFM) 1.5 uV TYP for 12 dB SINAD (800~999 MHz, NFM) 0.19 uV TYP for BER 1% (Digital Mode) |
通過帯域幅 | NFM, AM 12 kHz / 35 kHz ( -6 dB / -60 dB) |
低周波定格出力 | 200 mW (8 Ω for 10 % THD, 7.4 V) 400 mW (8 Ω for 10 % THD, 13.8 V) |
C4FM デジタルの技術情報
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