FTM-300Dシリーズ

高精細フルカラーディスプレイ搭載 2波同時受信対応

価格:
FTM-300D :82,280円 (税抜 74,800円)
FTM-300DS :76,780円 (税抜 69,800円)

C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンドトランシーバー
FTM-300D  送信出力 50W
FTM-300DS  送信出力 20W

標準構成品
DTMFマイクロホン SSM-85D、本体用ブラケット、コントローラ用ブラケット、コントロールケーブル(3m)、USBケーブル、DC電源ケーブル
カラー
  • ブラック

  • 製品詳細
  • オプション
  • 仕様・外形寸法
  • 取扱説明書

OPEN

フルカラーLCDによる優れた視認性と多彩な機能2波同時受信&C4FM/C4FM同時待ち受け受信

セパレート運用が可能なコントローラーには高精細フルカラーTFTディスプレイを採用しました。

2波同時受信、C4FM/C4FM同時待ち受け受信、安定した送信出力を保証するFACC冷却システムなどの高い基本性能とメモリーオートグルーピング機能などの新操作方式E2O-Ⅱ( Easy to Operate-Ⅱ)による簡単操作で快適なオペレーションを実現しました。

デュアルバンド画面

 

  • ■高品位リアルデュアルバンドモービルオペレーションを実現する基本性能と機能

    高精細QVGAフルカラーTFTディスプレイ

    ディスプレイは高輝度、広視野角の2インチQVGAフルカラーTFTディスプレイを採用し視認性を大幅に改善しました。

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  • 16文字(全角8文字)の漢字対応メモリータグ付き大容量1104チャンネルメモリー

    16文字(全角8文字)の漢字/カタカナ/英数字に対応したメモリータグを設定できます。
    メモリーチャンネルの登録数は、大容量の1104チャンネルまで登録をすることができます。

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  • 2波同時受信(V+V/U+U/V+U/U+V)機能に加え、C4FM/C4FM同時待ち受け受信も可能

    受信回路は独立した2つの受信回路を搭載していますので、異なるバンドであっても同一バンドであっても同時に受信することができます。

  • また、FTM-300Dは、AバンドとBバンドで同時にC4FMデジタルの待ち受けが可能でC4FMのデジタル通信を満喫することができます。

  • ・AバンドとBバンドのC4FMデジタル音声の同時再生はできません。両方のバンドに同時にC4FMデジタル信号が入ってきた場合は操作バンド側の受信を優先します。

  • ・コールサインや位置情報などのデジタルデータは両方のバンドで同時に受信することができます。

 

3W高音質・大音量スピーカー

3W大音量の内蔵スピーカーを採用していますので、高品位で明瞭度の高い受信音質で通信を楽しむことができます。

オーディオ回路には独自のチューニングが施されており、騒音の激しい屋外の使用においてもクリアで快適な受信をすることができます。

外部スピーカー用の出力端子は2系統あり、A/Bバンドの信号をミックスしたり、AバンドとBバンドを独立した外部スピーカーに接続して聴くことも出来ます。

  • φ66mm/3W 高音質スピーカー
    φ66mm/3W 高音質スピーカー

 

安定した送信出力を保証する FACC 冷却システム(Funnel Air-Convection Conductor)

フロントとサイドから取り込まれた空気は終段アンプの冷却用にトランシーバー下面に配置された特殊加工を施した放熱効果の高いアルミダイキャストを通り背面に設けられた冷却ファンによって外部に排出される“風のトンネル”構造になっていますので、効率よくパワーアンプの冷却を行うことができます。

連続送信でも安定した高出力を確保しています。

※冷却ファンはFTM-300D(50Wモデル)のみ装備

  • FACC冷却システムイメージ
    FACC冷却システムイメージ

 

ブルートゥース対応によるハンズフリー運用

オプションのBluetooth®ヘッドセットSSM-BT20を使用してBluetooth®ワイヤレス運用が可能です。音声自動送信(VOX)機能にも対応していますので運転中でもハンズフリー運用が可能です。

また、ヘッドセットのPTTボタンを使ってマニュアル操作による送信/受信の切り替えも可能です。

・Bluetooth®ヘッドセットSSM-BT20は、一度の充電で約20時間の使用ができます。

*Bluetooth®ヘッドセットは市販のものでも使用できますが、全てのBluetooth®製品の動作を保証するものではありません。オプションのBluetooth®ヘッドセットSSM-BT20をご使用することをお勧めします。

コントローラからのSSM-BT20 充電イメージ

 

  • ■新操作方式 E2O-II (Easy to Operate-II)を採用、簡単操作を実現

    メモリー オート グルーピング(MAG)機能

    メモリーチャンネルをバンドごとにグルーピングして呼び出すことが出来るメモリーオートグルーピング(MAG)機能を搭載しました。

  • メモリーチャンネルで運用中にバンドキーを押すとM-ALL→M-AIR →M-VHF →M-UHF →M-GEN →M-GRP と順番にバンドが切り替わり、その周波数帯のメモリーチャンネルだけを自動的にグループ化して呼び出すことができます。

  • ALLは MAG機能がOFFとなり従来通りに全てのメモリーチャンネルを番号順に呼び出すことができます。

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    メモリー オート グルーピング(MAG)機能

 

マルチチャンネル スタンバイ(MCS)機能

MAG機能のM-GRP(バンドに関係なく登録が可能)に登録した複数のメモリーチャンネルをワンタッチでスタンバイ状態にする便利な機能です。

メモリーモードのM-GRP運用時にバンドキーの長押しで画面の「MCS」表示と同時にM-GRPに登録された複数チャンネルのウォッチを開始し、チャンネル内の信号を受信すると受信したチャンネルで停止して交信を行うことができます。 

交信が終了すると5秒後には再びM-GRPチャンネルのスタンバイ状態に戻りますのでM-GRPのチャンネルを聴き逃すことがありません。

・MCS機能を有効に使うには、3~5チャンネル程度のM-GRP登録をお勧めします。
・MCS機能はMAG機能の他のバンドグループでも動作します。

  • MCS動作画面
    MCS動作画面

 

よく使う機能をワンタッチで呼び出すファンクションメニュー

E2O-Ⅱ ( Easy to Operate -Ⅱ )では、周波数のダイレクト入力やメモリーチャンネルの呼び出し、シグナリングの変更など、運用中によく使う機能はファンクション画面を呼び出して簡単に操作することができます。

ファンクション画面の呼び出しは、Fキーを押すことで呼び出すことができます。

その他の機能設定はメニュー画面にまとめて表示され、Fキーの長押しでメニュー画面を呼び出し設定します。

ファンクション画面表示

 

最大61チャンネルを高速で表示するバンドスコープ機能

バンドスコープ機能は、VFOモードだけでなく、メモリーチャンネル運用時もメモリーチャンネルの状況を表示することができます。

・VFOモードでは、周波数を中心に最大61チャンネルの情報をディスプレイに表示します。
・メモリーチャンネル運用時には最大21チャンネルの情報をディスプレイに表示します。
・バンドスコープ表示は、パネル面のディスプレイキー”DISP”押すことで簡単にON/OFFすることができます。

  • 高速バンドスコープ画面
    高速バンドスコープ画面

 

■C4FMデジタルならではの洗練された機能

通信モードを自動で選択するAMS機能と通信状態をマルチカラーで表示するモード/ステータスインジケータ

オートモードセレクト(AMS)機能は、相手からの受信信号に合わせてデジタル、アナログ信号のどちらが入ってきても自動的にモードを切り替え、通信することが出来るFMフレンドリーデジタルな機能です。

ディスプレイ内にはそれぞれのバンドにモード/ステータスインジケータがあり、バンド毎の現在の通信モードや状態を一目で把握することができます。

  • モード/ステータスインジケータ
    モード/ステータスインジケータ

 

DG-ID(デジタルグループID)機能

"00" から "99" の中から仲間同士で同じ番号(DG-ID 番号)に設定するだけで簡単に仲間との通信を楽しむことができます。DG-ID番号が”00”の設定の場合には、DG-IDが異なった相手局の音声も受信することができます。

 

DG-ID(デジタルグループID)機能

 

グループモニター(GM)機能

デジタルグループモニター(GM)機能は、共通の周波数を使えばDG-IDを同じ番号に設定してあるメンバーが通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックしコールサイン毎に画面に表示します。

・最大24局のメンバーを確認することができます。
・特定のコールサインを選択すれば相手の方向と距離をコンパス画面にリアルタイム表示することができます。

  • グループモニター画面
    グループモニター画面

フルカラーで見やすいスマートナビゲーション

●リアルタイムナビゲーション機能

C4FMデジタルのV/Dモードでは、音声通話と同時にGPS情報を送受信していますので、相手局と話をしながら通信中の相手局の位置をリアルタイムでディスプレイのコンパス画面に表示することができます。

待ち合わせや合流などに使えば大変便利な機能です。

 

●バックトラック機能

現在地からあらかじめ登録した地点までの距離と方位をリアルタイムで表示します。

出発地点を登録しておけば、現在地から出発地点へ戻るバックトラックナビゲーションをすることができます。

・登録地点は最大3箇所まで登録が可能です。

 

 

 

  • リアルタイムナビゲーション画面
    リアルタイムナビゲーション画面

 

■快適な運用をサポートする充実した機能

高精度GPSレシーバーを内蔵

コントローラーに高精度の測位かつ測位時間の短縮を可能にする準天頂衛星システム「みちびき」に対応したGPSレシーバーを搭載しています。

C4FMのデジタルモードでは、通信を行っている間でもリアルタイムで相手局の位置と方向が画面に表示できます。GPSの捕捉状況などの情報表示や自局の移動軌跡情報を記録しPCソフトなどで表示ができるGPSログ機能にも対応しています。

また、コントローラーに外部端子を備えていますので外部GPS機器を接続することも可能です。

    • GPS捕捉情報表示
      GPS捕捉情報表示
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1200/9600bps APRS®通信

APRS®の情報表示、受信リスト表示やメッセージ伝送、SmartBeaconing™に対応しています。

自局と他局の位置情報をやり取りしてカラーディスプレイに表示し、コンパス表示でひと目で他局との位置関係を把握できます。また、インターネットで移動軌跡を見ることができます。

  • APRS®表示画面
    APRS®表示画面

 

録音機能

相手局の音声や自局の送信音声を録音することができます。録音した音声データは、microSDカードに音声リストとして保存され、簡単に再生することができます。

オプションのボイスガイドユニット(FVS-2)を使用すれば通信のラスト30秒間の自動録音や周波数読み上げ(音声ガイダンス)が可能です。

 

microSDカードスロット装備

市販のmicroSDカード(最大32GB)に、GPSロガー(自局の移動軌跡情報を記録しドライブなどのルートをあとからPC上の地図ソフトなどで表示)、音声データ、メモリー内容のバックアップ、撮影した画像データなど、大量のデータを保存することができます。

また、microSDカードに対応する他の無線機との間で設定情報の共有やクローンが可能です。

  • microSDカードスロット
    microSDカードスロット

その他の実用的な機能

●暗い場所でも操作しやすいキーイルミネーション

●VOX(音声自動送信)機能

●DTMF送出機能

●DTMFメモリー機能

●トーンスケルチ、DCS、ページャー( EPCS)機能など多彩な呼出機能

●ベル機能

●スプリットメモリー機能

●オートレピーターシフト機能

●GPSロガー機能

●GPS状態(衛星捕捉状態)表示

●外部GPS機器接続

●多機能背面DATA端子( GPS位置データ、WAYポイントデータ、パケット、クローン、WIRES-X HRI-200接続、ポータブルデジタルノード機能など)

●リアルタイムクロック搭載によるラップタイマー/カウントダウンタイマー機能

●誤操作を防ぐLOCK機能

●一定時間操作がない場合に自動的に電源を切るAPO機能

●TOT(タイムアウトタイマー)機能

●電源電圧表示 

 

外出先でもインターネット環境があればデジタルノード局の運用ができる「WIRES-X ポータブルデジタルノード機能」に対応  
詳しくはこちら

 

 

FTM-300D/FTM-300DS-オプション各種

■ 一般定格

受信周波数範囲(A/B バンド)108~137 MHz (Air Band)
137~174 MHz (144MHz HAM / VHF Band)
174~400 MHz (GEN)
400~480 MHz (430MHz HAM / UHF Band)
480~999.995 MHz (GEN)
送信周波数範囲144~146 MHz
430~440 MHz
送受信周波数ステップ5, 6.25, (8.33), 10, 12.5, 15, 20, 25, 50, 100 kHz
(エアーバンドに限り8.33 kHz を選択可能)
周波数安定度± 2.5 ppm -20℃~+60℃
電波形式F1D, F2D, F3E, F7W
アンテナインピーダンス50Ω
電源電圧DC 13.8 V ±15%(マイナス接地)
消費電流受信無信号時:約0.5 A
送信定格出力時約11 A / 約7 A (144 MHz帯 50W / 20W)
約11 A/ 約7 A (430 MHz帯 50W / 20W)
使用温度範囲-20℃~+60℃
ケース寸法本体 139 (W) × 42 (H) × 132 (D) mm (突起物を除く)
コントローラ 139 (W) × 53 (H) × 18 (D) mm (突起物を除く)
本体重量約1.1kg(本体、コントローラ、コントロールケーブルを含む)

■ 送信部

送信出力FTM-300D 50W / 25W / 5W
FTM-300DS 20W / 10W / 1W
変調方式F1D, F2D, F3E : リアクタンス変調
F7W : 4値周波数偏移変調(C4FM)
最大周波数偏移±5 kHz
不要輻射強度60 dB以下
マイクロホンインピーダンス

2 kΩ

DATA端子入力インピーダンス

10 kΩ

■ 受信部

受信方式ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン
中間周波数1st: 58.05 MHz 2nd: 450 kHz : Aバンド
1st: 57.15 MHz 2nd: 450 kHz : Bバンド
受信感度0.8μV TYP for 10dB SN( 108~137 MHz, AM)
0.2μV for 12dB SINAD( 137~140MHz, FM)
0.2μV for 12dB SINAD( 140~150MHz, FM)
0.25μV for 12dB SINAD( 150~174MHz, FM)
0.3μV TYP for 12dB SINAD( 174~222MHz, FM)
0.25μV TYP for 12dB SINAD( 222~300MHz, FM)
0.8μV TYP for 10dB SN( 300~336MHz, AM)
0.25μV for 12dB SINAD( 336~420MHz, FM)
0.2μV for 12dB SINAD( 420~470MHz, FM)
0.2μV for 12dB SINAD( 470~520MHz, FM)
0.4μV TYP for 12dB SINAD( 800~900MHz, FM)
0.8μV TYP for 12dB SINAD( 900 ~999.99MHz, FM)
0.19 μV TYP @ BER1% (Digital Mode)
スケルチ感度0.16μV( 144 / 430 MHz)
通過帯域幅NFM, AM 12kHz / 30kHz( -6dB / -60dB)
低周波出力3 W(8Ω、THD10%、13.8V) 本体内蔵スピーカー
3 W(8Ω、THD10%、13.8V) 外部スピーカー
低周波負荷インピーダンス8 Ω
副次的に発する電波等の強度4nW 以下
 
この定格値は常温・常圧時の値です。
この定格は性能向上のため予告なく変更することがあります。
■ メモリー編集ソフトADMS-12 ダウンロード
FTM-300D/DS用メモリー編集ソフト ADMS-12はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(基本編)ダウンロード
取扱説明書(基本編)はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(詳細編)ダウンロード
機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(グループモニター(GM)編)ダウンロード

デジタルグループモニター機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(APRS編)ダウンロード
APRS機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(WIRES-X編)ダウンロード
WIRES-Xを詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ WIRES-Xポータブルデジタルノード機能 取扱説明書 ダウンロード
WIRES-Xポータブルデジタルノード機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ ファームウェア ダウンロード
FTM-300D_Firmware_update (2021/7)
ファームウェアダウンロード>>

■ SCU-58 / SCU-40 (PC接続ケーブル(USB)) ドライバーダウンロード
SCU-58 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応)またはSCU-40 (Windows® 10 / 8.1対応) は、「WIRES-X ポータブルデジタルノード機能」や「メモリー編集ソフトウエア」を使用する場合にパソコンとトランシーバーを接続するためのケーブルです。(本体に付属のUSBケーブルは、GPS位置データの入出力に対応していません。)

SCU-58またはSCU-40 (PC接続ケーブル(USB))を使用するには、パソコンにドライバーソフトをインストールする必要がありますので、インストールマニュアルをよくお読みになり、ドライバーをインストールしてからご使用ください。
※SCU-58 / SCU-40 は、ファームウェアのアップデートに対応していません。

インストールマニュアル

SCU-58 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー

SCU-40 (Windows® 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー

C4FMデジタルの技術情報

C4FMデジタル標準方式

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