FTM-100D/DH

先進のC4FM技術でモービル運用シーンを多彩に拡げる
新時代デジタルモービルトランシーバー FTM-100D/FTM-100DH

価格:
FTM-100D:65,780円 (税抜 59,800円)
FTM-100DH:71,280円 (税抜 64,800円)

C4FM/FM 144/430MHzデュアルバンド トランシーバー
FTM-100D  送信出力  20W

FTM-100DH 送信出力 50W

標準構成品
DTMFマイクロホン MH-48A6JA、本体用ブラケット、 フロントパネル用ブラケット、コントロールケーブル(3m)、PCコネクションケーブル SCU-20、 DC電源ケーブル、ステレオ/モノラル変換プラグ
カラー
  • ブラック

  • 製品詳細
  • オプション
  • 仕様・外形寸法
  • 取扱説明書

OPEN

AMS(Automatic Mode Select)機能が実現するFMフレンドリーデジタル

C4FMデジタルでは3つのデジタルモードとアナログFMモードを使うことができます。デジタルでは高品質の音声通信や画像などのデータ送受信など、アナログFMではロングライフ運用や遠距離通信など目的に合わせて通信を楽しむことができます。

AMS(Automatic Mode Select)

YAESU のC4FM デジタル製品は、C4FM デジタル通信、アナログ通信、さらにインターネット通信などを複合的に使用することができます。C4FM デジタルは、ユーザーがデジタル通信かアナログFM 通信かを選ぶのではなく、AMS 機能によって自動的に通信方式を選択することができるFM フレンドリーデジタルです。

1. V/D mode (音声/データ同時通信モード)

12.5kHzの帯域のうちデジタル音声信号用に6.25kHzを使い、残りの6.25kHzの帯域を使って音声データのエラーコレクションを行う、C4FM Digitalの基本のモードです。プロ用通信機で培われた強力なエラーコレクション技術を採用することで、効果的に誤り符号を訂正しますので通話が途切れにくくなるなどのメリットがあります。

2. Voice FR mode (音声フルレートモード)

12.5kHzの帯域をすべて使用して音声データを伝送するモードです。豊富な音声データ量により高音質の音声通信を可能にしますので、仲間とのラグチューなどで耳に心地よい音質で通信を楽しむことができます。

3. Data FR mode (高速データ通信モード)

12.5kHz全ての帯域をデータ通信に使う高速データ通信モードです。画像通信では自動的にこのモードに切り替わり大きなデータ量を高速で伝送することを可能にしています。

4. アナログFMモード

デジタルモードでは音声が途切れてしまうような信号強度の弱い状態での通信ではアナログFMを使用することが効果的です。定評のある低電力回路設計ですからデジタルモードと比べ電力の消費量も少なくノイズぎりぎりの距離まで通信を可能にします。

アマチュア無線のためのインターネット通信ワイヤーズエックスに対応

FTM-100D/DH はワイヤーズエックスのノード局に接続して、VHF/UHF 帯で遠距離通信を簡単に楽しむことができます。
ワイヤーズエックスはC4FM デジタル通信を活かした高音質通信、ノードID 表示やルームアクティビティモニター表示など優れた操作性に加え、ニュースステーション機能や画像伝送など先進的な機能を可能にしたアマチュア無線のためのインターネット通信です。
さらに、オプションのWIRES-X インターネット接続キットHRI-200 と接続して、ワイヤーズエックスのノード局を簡単に開設することができます。ワイヤーズエックスは個人がノード局を設置することで、ネットワークのインフラを自ら構築することができます。



インターネット接続キット HRI-200

C4FMデジタルならではの洗練された機能

デジタルGM機能(デジタルグループモニター機能)

グループに登録したメンバーが通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックし、メンバーごとにコールサインと方位、距離などをリアルタイムに表示します。さらにこの機能を使ってメッセージや画像などのデータを送ることができます。


デジタルグループモニター画面

デジタルグループモニターメッセージリスト画面
画像データ伝送機能

相手局から受信したスナップショット画像やWIRES-Xのニュースステーションからダウンロードした画像は、大容量のマイクロSDカードに保存されますので、後から呼び出して自由に送信することができます。また、この画像データは撮影日時とGPSデータを合わせて保存しています。microSDカードを取り出して、画像データをパソコンで表示や編集するなど様々な利用が可能です。
※FTM-100D/FTM-100DHはカメラ付きスピーカーマイクMH-85A11U(オプション)には対応していません。

 

スマナビ機能(スマートナビゲーション機能)

内蔵の高感度GPSアンテナによる位置情報をC4FMデジタルで音声と同時にやりとりすることで、実用的で便利な機能を実現しました。

・リアルタイムナビゲーション機能

C4FMデジタルによって音声と同時に位置情報をやりとりすることで、通信をおこなっている間でもリアルタイムで相手局の距離と方向を表示することができます。ドライブでは常に変化する自分と相手の位置を確認することができますので、待ち合わせや合流などのシーンで大変便利に活躍します。

快適な運用を実現する数々の機能

通信モードをカラー表示するモード/ステータスインジケータ搭載
高輝度のモード/ステータスインジケータを搭載。C4FMデジタルを送受信しているときは、インジケータの下部が青色(デジタル音声)また白色(デジタルデータ)に点灯しますので、通信モードが一目瞭然です。





VHF/UHF帯で余裕のある50Wハイパワー出力

VHF/UHF帯どちらも50Wのハイパワー出力で遠距離でも安定した通信を実現します(FTM-100Hのみ)。

高感度GPSアンテナをフロントパネルに標準装備

準天頂衛星みちびきに対応した高感度66ch GPSアンテナを標準装備。測位に掛る時間を短縮し位置情報の精度も向上しました。

本格的なワイドバンド受信機能

広帯域を連続カバーする本格的な受信機能を搭載。108~999.99MHzを高感度で受信できますので、各種情報無線の受信に威力を発揮します。

デュアルレシーブ機能

受信中の周波数とHOMEチャンネルを交互に高速サーチして、自動的に信号を探すことができるデュアルレシーブ機能を搭載
*バンドAとバンドBの同時受信には対応していません。

microSDカードスロット搭載

microSDカードスロットを本体前面に装備し、市販のmicroSDカード(最大32GB)を使うことができます。メモリー内容のバックアップや受信した画像データなど大量のデータを保存することができます。また、このmicroSDを使用して対応する他の無線機との間でメモリー情報やグループリストの共有、設定情報のクローンも可能です。

フロントパネルセパレートに対応

標準で3mのセパレートケーブルが付属していますので、フロントパネルをセパレートして自由にレイアウトすることができます。また、フロントパネルを無線機本体に取り付けて一体化して設置することもできます。さらにオプションで6mのコントロールケーブルも用意しています。





フロントパネルと本体のセパレート/一体化の両方に対応
1200/9600bps APRS® 通信に対応
APRS®の情報表示、受信リスト表示やメッセージ伝送、SmartBeaconing™に対応しています。自局と他局の位置情報をやり取りしてディスプレイに表示し、インターネットで移動軌跡を見ることができます。







APRS® 情報表示画面

APRS® 受信リスト画面
GPSロガー機能

内蔵のG P Sアンテナにより、自局の移動軌跡情報をmicroSDカードに記録して、あとからパソコン上の地図ソフトなどで表示させることができます。

大音量スピーカー出力

本体に内蔵のスピーカーは3W出力、さらに外部スピーカーMLS-200-M10(オプション)使用時は8W大出力に対応。騒音下でも聞きやすい余裕のある大音量を実現しています。
 

周波数アナウンス機能
受信音声の録音再生機能

ボイスガイドユニットFVS-2(オプション)に対応。周波数を読み上げるアナウンス機能や、最大5分間または最近の30秒間の受信音声の録音再生が可能です。
 

ハンズフリー運用対応

Bluetooth®ユニットBU-2(オプション)を取付けることで、ハンズフリー運用を実現します。

クーリングファンSMB-201にオプションで対応
ワイヤーズのノード局やパケット通信などを行う際、長時間の連続送信による無線機の発熱を効率的に冷却することができます。







クーリングファンSMB-201にオプションで対応
 

 

■ 一般定格

受信周波数範囲
A(メイン) / B(サブ) バンド

108~137 MHz (航空無線帯)
137~174 MHz (144 MHz帯)
174~400 MHz (情報無線帯1)
400~480 MHz (430 MHz帯)
480~999.99 MHz (情報無線帯2)
送信周波数範囲144 ~146MHz
430 ~ 440MHz
送受信周波数ステップ5, 6.25, 8.33, 10, 12.5, 15, 20, 25, 50, 100 kHz
(8.33kHz : 航空無線帯のみ)
電波型式F1D, F2D, F3E, F7W
アンテナインピーダンス50Ω
周波数安定度±2.5 ppm -20℃ ~+60℃
使用温度範囲-20℃ ~ +60℃
電源電圧DC13.8 V ±15%(マイナス接地)
消費電流受信無信号時 :約0.5 A

送信定格出力時 :
約11 A / 約7A (144 MHz帯 50W / 20W)
約12 A / 約7A (430 MHz帯 50W / 20W)
ケース寸法本体 140 (W) × 45 (H) × 164 (D) mm (フロントパネルを含む。突起物を除く)
フロントパネル 140 (W) × 45 (H) × 29(D) mm (突起物を除く)
重量約1.1kg( 本体、フロントパネル、コントロールケーブル)

■ 送信部

送信出力FTM-100D  20W / 10W / 1 W
FTM-100DH 50W / 20W / 5 W
変調方式F1D, F2D, F3E : リアクタンス変調
F7W : 4値周波数偏移変調(C4FM)
最大周波数偏移±5 kHz
不要輻射強度60dB以下
マイクロホンインピーダンス2 kΩ
DATA端子入力インピーダンス10 kΩ

■ 受信部

受信方式ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン
中間周波数1st: 47.25MHz 、2nd: 450kHz
受信感度

0.8 μV TYP for 10 dB SN (108~137 MHz, AM)
0.2 μV for 12 dB SINAD  (137~140 MHz, FM)
0.2 μV for 12 dB SINAD (140~150 MHz, FM)
0.19 μV TYP for BER1% (140~150 MHz Digital)
0.25 μV for 12 dB SINAD (150~174 MHz, FM)
0.3 μV TYP for 12 dB SINAD (174~222 MHz, FM)
0.25 μV TYP for 12 dB SINAD (222~300 MHz, FM)
0.8 μV TYP for 10 dB SN (300~336 MHz, AM)
0.25 μV for 12 dB SINAD (336~420 MHz, FM)
0.2 μV for 12 dB SINAD (420~470 MHz, FM)
0.19 μV TYP for BER1% (420~470 MHz Digital)
0.2 μV for 12 dB SINAD (470~520 MHz, FM)
0.4 μV TYP for 12 dB SINAD (800~900 MHz, FM)
0.8 μV TYP for 12 dB SINAD (900 ~999.99 MHz, FM)
スケルチ感度0.16 μV (144 / 430 MHz)
通過帯域幅NFM, AM 12 kHz / 30 kHz(-6 dB / -60 dB)
低周波出力3 W(8Ω、THD10 %、13.8 V) 本体内蔵スピーカ
8 W(4Ω、THD10 %、13.8 V) BTL外部スピーカ
低周波負荷インピーダンス4Ω~16 Ω
この定格値は常温・常圧時の値です。
この定格は性能向上のため予告なく変更することがあります。
■ メモリー編集ソフト ADMS-9ダウンロード
FTM-100D/DH用メモリー編集ソフト ADMS-9 (DG-ID) はこちらからダウンロードできます>>
バージョン 1.1.0.0 : DG-ID対応版 FTM-100D/DH MAIN ファームウエア Ver.2.30以降

 FTM-100D/DH用メモリー編集ソフト ADMS-9 はこちらからダウンロードできます>>
バージョン 1.0.0.0 : FTM-100D/DH MAIN ファームウエア Ver1.xx

■ 取扱説明書(基本編: DG-ID対応版)ダウンロード
取扱説明書(基本編 DG-ID対応版)はこちらからダウンロードできます>>
DG-ID対応版、 FTM-100D/DH MAIN ファームウエア Ver.2.30 以降

■ 取扱説明書(基本編)ダウンロード
取扱説明書(基本編)はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(詳細編)ダウンロード
機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(グループモニター(GM)編:DG-ID対応版)ダウンロード
デジタルグループモニター機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>
DG-ID対応版、 FTM-100D/DH MAIN ファームウエア Ver.2.30 以降

■ 取扱説明書(グループモニター(GM)編)ダウンロード
デジタルグループモニター機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(APRS編)ダウンロード
APRS機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ 取扱説明書(WIRES-X編: DG-ID対応版)ダウンロード
WIRES-Xを詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>
DG-ID対応版、 FTM-100D/DH MAIN ファームウエア Ver.2.30 以降

■ 取扱説明書(WIRES-X編)ダウンロード
WIRES-Xを詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ WIRES-Xポータブルデジタルノード機能 取扱説明書 ダウンロード
WIRES-Xポータブルデジタルノード機能を詳しく説明した取扱説明書はこちらからダウンロードできます>>

■ アップデートファームウェア ダウンロード
※アップデートを行う場合には、下記のファームウェアを最新のバージョンにアップデートしてください。
一部のファームウェアだけをアップデートした場合、無線機が正常に動作しないことがあります。
※付属品のSCU-20(PCコネクションケーブル)を使用してください。無線機とパソコンをSCU-20で接続する前に、あらかじめ、使用するパソコンにSCU-20のドライバーをインストールしてください。

WIRES-X ポータブルデジタルノード機能対応
ポータブルデジタルノード局の詳細はこちら

※主な変更点
・機能改善および最適化を行いました。

【FTM-100D/DH用ファームウェア MAIN: Ver.2.50 / PANEL: Ver.2.10 / DSP: Ver.4.31】
・MAIN: FTM-100D MAIN Ver.2.50(JPN)
・PANEL: FTM-100D PANEL Ver.2.10(JPN)
・DSP: PCTOOL Ver.4.31 (JPN)

FTM-100D MAIN_PANEL_DSP (JPN)2012.zip 9.3MB (2020/12)

■ SCU-58 / SCU-40 / SCU-20 (PC接続ケーブル(USB)) ドライバーダウンロードSCU-58 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応)またはSCU-40/SCU-20 (Windows® 10 / 8.1対応) は、「WIRES-X ポータブルデジタルノード機能」や「メモリー編集ソフトウエア」を使用する場合やファームウェアアップデートを行う場合にパソコンとトランシーバーを接続するためのケーブルです。
SCU-58またはSCU-40/SCU-20 (PC接続ケーブル(USB))を使用するには、パソコンにドライバーソフトをインストールする必要がありますので、インストールマニュアルをよくお読みになり、ドライバーをインストールしてからご使用ください。

インストールマニュアル

SCU-58 (Windows® 11 / 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー

SCU-40/SCU-20 (Windows® 10 / 8.1対応 PC接続ケーブル)ドライバー

C4FM デジタルの技術情報

C4FM デジタル標準方式

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