FT3D
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C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンドトランシーバー
FT-60 送信出力 5W
新しいアマチュア無線世代のための、入門機種。
ベテランがダイナミックに遊ぶセカンドリグ。
ブラック
大きくみやすい表示、押しやすいプレストークスイッチ、ダイヤル式の音声調節ツマミなど、使いやすさを第一に考えたデザイン。そして標準付属品のニッケル水素充電池で、144/430MHz帯ともに5Wの出力を確保。ビギナーがアマチュア無線の面白さを知るために、ベテランがアマチュア無線の醍醐味を味わうために、充分な出力です。2つの周波数帯にわたって使用する必要のない場合は、それぞれV/Uの専用機へと設定を変更できますので、余分な操作も不要です。そして、多くの人にアマチュア無線を楽しんでいただけるよう、お求めやすい価格設定にいたしました。
約10時間でフル充電した後は、144MHz帯で約9時間*2、430MHz帯で約8時間*の運用ができます。時間がない場合は、オプションのデスクトップ型急速充電器で。
外部電源端子を装備しているので、DC電源の入力で運用も充電も可能。さらにはオプションの電池ケースを常備していただければ、手に入りやすい単3乾電池が6本で運用できるので、安心です。
*バッテリーライフの計測は、送信6秒、受信6秒、待ち受け48秒の繰り返しでの測定値。なお、周囲の環境、温度、使い方によって実際に使用できる時間は異なります。
受信したいチャンネルのメモリーも、1000チャンネルまで。バンクも10個ありますので、効率的にメモリーを管理できます。
また、鉄道無線などの空線信号がある場合、空線信号を消して受信することが可能。JRで使用されている2280Hzの空線信号のほかに、300~3000Hz(100Hzステップ)の間で空線信号周波数が可変できるので、JR以外の鉄道無線にも対応しています。航空機などのエアーバンドは、AM受信。
急速に普及したインターネット。アマチュア無線のハンディ機でも、このインターネットを介せば、海外などの遠くの局とも手軽にアクセスできるようになりました。
スタンダードが提唱するWiRESシステムは、近くのノード局(アクセスポイント)からインターネットに入り、ヨーロッパやアメリカなどとも通話できます。このWiRESシステムに、FT-60なら簡単に接続できます。送信時に自動的に1つのDTMF信号を送るWiRESキーがあるので、すぐに楽しい遠距離通信が実現します。
一般的なページャーは、ひとつのトーンによって待ち受けを区別し、トーンが一致した場合に呼び出しをおこなうものです。FT-60では一般的なページャーのほかに、2つのトーンの組み合わせを用い、2つのトーンを0.5秒間隔で受信すると呼び出し音を発する機能を加えました。これにより、1250とおりの多彩な個別呼び出しができるようになりました。
本格的な登山だけでなく、ちょっとしたハイキングや山菜取りなどで山に入っても、道に迷ったり、道を踏み外したために、新聞やテレビの話題になることがあります。最近では携帯電話が通話圏内である場合も増えてきましたが、それでも谷や尾根の影、樹木の密生しているところなど、不感地帯はまだまだ多いようです。単独行はもちろん、パーティやグループ単位で出かける場合でもアマチュア無線機があれば、仲間との連絡が瞬時にとれるだけでなく、山の外との連絡が必要になった場合でも、役立つことでしょう。
スタンダードでは、山でのアクシデントに備えてアマチュア無線機の携行をお勧めするとともに、ぜひ認知していただきたい機能としてEAIを紹介いたします。
仲間との登山やハイキングの際に、グループと離れてしまい、焦ったために思いがけぬアクシデントを起こしてしまう場合があります。通話することが困難な場合でも、個人を特定できる信号(コールサインなど)を間欠的に自動送信することができる機能がEAIです。あらかじめEAI用の周波数を決めておき、FT-60にメモリーしておけば、EAIを動作させる必要がおきた場合には、仲間の間で音声による応答がなくてもEAIによる信号の送出が頼りになります。
山での不幸なアクシデントが少しでも少なくなるよう、山の知識を増やすと共にアマチュア無線の携行など、登山前の準備も怠りなくお願いしたいと思います。
・スキャンストップ時に照明ランプを点灯
・VFOスキャン
・スキップサーチメモリースキャン
・呼び出したメモリーバンクに登録されているメモリーチャンネルだけをスキャンするメモリーバンクスキャン
・自分で設定した指定範囲をスキャンするPMS
・各バンド内だけも選択できるメモリチャンネルスキャン
・特別に設定したメモリーだけスキャンする特定メモリチャンネルスキャンなど用途に合わせて便利に使用できます。
・VHF帯専用、UHF帯専用として設定変更すれば、それぞれが単独の周波数帯のみでの運用に限定。狩猟の際など、ひとつの周波数のみで長時間使用する場合は、キー操作が必要なくなるので便利に。
・信号の強さにあわせてアッテネータを動作させて探る盗聴器発見機能
・4桁の暗証番号を入力することでウェイクアップするパスワード機能
・ビープ音とディスプレイ、およびキーボードの点滅で緊急を知らせるエマージェンシー機能
・設定した信号強度以上の電波を受信したときだけ受信状態になるRFスケルチ機能
・約10dBのアッテネータ(ATT)
・2つの周波数を交互に受信するデュアルレシーブ(DW)機能とプライオリティ(PRI)機能
・一台のFT-60の設定を、もう一台のFT-60にコピーできるクローン機能(オプションのクローンケーブルCT-27が必要)
・レピータの周波数にあわせるだけで、自動的にレピータを使った交信ができるARS(オートマチック・レピータ・シフト)機能
送受信周波数範囲 | 送信周波数範囲 受信周波数範囲 |
---|---|
レピータシフト | -5.0MHz(439~440MHz)標準 |
送受信周波数ステップ | 5/10/12.5/15/20/25/50/100kHz |
周波数偏差 | ±5ppm以内(-10℃~+60℃) |
電波型式 | F2D,F3E |
通信方式 | 単信方式 |
アンテナインピーダンス | 50Ω |
電源 | 定格 DC7.2V(FNB-83使用時 マイナス接地) DC11~16V(外部電源入力充電時 マイナス接地) 動作可能範囲(外部電源入力時)DC6.0~16V(マイナス接地) |
消費電流 | 受信定格出力時 約125mA |
使用温度範囲 | -20℃~+60℃ |
ケース寸法 | 幅58×高さ109×奥行き30mm(突起物を含まない) |
本体重量 | 約370g(アンテナ,電池パックFNB-83を含む) |
■送信部 | |
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送信出力 | 144/430MHz帯共通: 5W (7.2V FNB-83使用時)・・・High 2W (7.2V FNB-83使用時)・・・Mid 0.5W(7.2V FNB-83使用時)・・・Low |
変調方式 | FM:リアクタンス変調 |
最大周波数偏移 | ±5kHz(IDCおよびスプラッタフィルター付き) |
不要輻射強度 | 60dB以下 (High&Mid),40dB以下 (Low) |
マイクロフォンインピーダンス | 約2kΩ(エレクトレットコンデンサ型) |
■受信部 | |
受信方式 | >NFM ;ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン |
中間周波数 | 第一IF周波数 47.25MHz 第二IF周波数 450KHz |
受信感度 | 108~137MHz (AM) 0.8μVtyp@10dB SN 137~140MHz (NFM) 0.2μV@12dB SINAD 140~150MHz (NFM) 0.16μV@12dB SINAD 150~174MHz (NFM) 0.2μVtyp@12dB SINAD 174~300MHz (NFM) 0.3μVtyp@12dB SINAD 300~336MHz (NFM) 0.8μVtyp@12dB SINAD 336~420MHz (NFM) 0.25μVtyp@12dB SINAD 420~470MHz (NFM) 0.2μVtyp@12dB SINAD 470~520MHz (NFM) 0.25μVtyp@12dB SINAD 800~900MHz (NFM) 0.5μVtyp@12dB SINAD 900~999.99MHz(NFM)0.8μVtyp@12dB SINAD |
選択度 | NFM,AM;12kHz/ 35kHz(-6dB/-60dB) |
低周波定格出力 | 400mW以上(@7.5V,8Ω,THD10%) |
この定格値は常温・常圧時の値です。
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